雑記帳 2012年5月/6月                 TOP

   

 6月28日(木)くもり

あれこれと
 本会議、委員会と続いて、質問内容の資料集めなどで、連日過ごしています。
地域の要望がいくつか溜まっていて、今日は午前中、あれこれと回ったり用事を済ませたりしました。
 来週、防災対策特別委員会があるので、これから準備です。

 頭に知識がいっぱい詰まっていて、引き出しから出せばいいのであれば、短時間で準備できるでしょうが、引き出しが空っぽなので、委員会準備もすごく時間がかかってしまいます。

 今日の昼は、用事のついでに産直市へ寄って、野菜をいっぱい買ってきました。
久しぶりに、畑ブログも開いてみました。なんと昨年秋から空き家状態でした。



  
 6月27日(水)曇り

経済委員会(農林)
 男女共同参画推進の視点で質問を行いました。

質問項目
@「家族経営協定」の締結について
 農業分野においても、男女の固定的な役割意識を解消するとともに、仕事と生活の調和のとれた、女性にとって働きやすい環境整備を進めるために「家族経営協定」の締結推進強化を図るべきと求めました。

A農業委員会における女性委員数を増やす取り組みjについて
 国は「農山漁村関連団体における方針決定の場に女性の参画を促進する」とし、2020年30%の目標をかかげていますが、農山漁村関連では特に遅れています。
 女性農業委員を増やすための、国からの通知の趣旨を重視し周知の徹底と取り組みの強化を求めました。

B国営農地防災事業について
 吉野川、那賀川における、各事業の進捗状況。きれいな水の安定取水について問いました。

C川俣土地改良区への指摘事項の改善状況について

 
 6月26日(火)曇り

経済委員会(商工)
 男女共同参画推進の視点で質問を行いました。

質問項目
@はぐくみ支援企業について
 子どもを産み育てながら働き続けることが出来る「子育てにやさしい職場づくり」に積極的に取り組んでいる企業を県が「はぐくみ支援企業」として6月14日現在11企業を9認証しています。
 ●認証企業を増やす取り組みについて
 ●小規模な職場ほど、育児休暇・時間などを取得しにくい状況。企業の規模による労働条件の格差を是正できるシステムの確立が必要。国に条件整備を求めるとともに、県も啓発・PRなど強化するべき。
 ●男性の育児休暇取得目標について、県職員と民間企業とのあまりに大きな格差について など。

A自然エネルギー導入による地域経済活性化について
 ●住宅用太陽光発電システムの導入支援体制の強化を求める
  
B観光立県とくしまのありかたについて
 徳島県内の西部地域、県南地域などでは、体験型観光や修学旅行受け入れなど、自然や一次産業を生かして県民ががんばっています。
 「徳島の宝」とはそれぞれの地域とそこに住む人々。地域の力による身の丈にあった観光を県が支援し発展を目指すべきという立場で提言しました。


 6月25日(月)曇り

計画停電説明会
 今夏の電力重要に関して、四国電力から、計画停電の説明会がありました。
手順や地域割りなど具体的に示されています。
 四国電力の説明では、「計画停電が想定されるケースとしては、猛暑時に大型電源が脱落し、さらに他電力会社からの応援融通が受けられないといった条件が重なった場合であり、 実施の可能性は極めて低い」ということでした。

  四国電力計画停電のページ

 「計画停電の説明」ですから、電力供給が厳しい日があっても、電力会社と、県民あげての節電などの努力がどうあるべきかなどの議論が出るかと思いましたが、なんと自民党会派からは「伊方原発を再稼動させるべき」という意見が出て驚きました。

 福島での事故の原因もわからず、収束もしていない中、16万人もの方々が故郷を追われているというのにです。
 そういう感覚、私には理解できません。

 ともかく、今年、我が家も節電でがんばります。
 我が家はボロ家ですが、エネルギーは「オール電化」で電力に頼り切っているのです。が、その中でも工夫をしなければと思っています。

 みんなの節電意識が高まって、電力全然大丈夫、ということになったら、「すばらしい!」、ではなく、困る人がいるのかしら?
     
     窓際に植えたゴーヤが伸び始めました。


 6月23日(土)曇り

災害がありませんように
 昨日早朝の那賀川(阿南市下大野町付近)です。相次ぐ雨で出水が心配されていましたが、それほどは出ず、ほっとしました。
     
   この辺は堤防ぎりぎりまで水がきています。     

しかし、週間天気予報は次々と雨なので、土砂崩れや浸水被害が出ないか心配してしまいます。
 こんな流れを見るたび、もう40年近くも前のことだというのに、旧木沢村に住んでいたときのこと。那賀川の支流の上流で土砂ダムが出来、決壊。ちょうど名古の瀬の義姉さんの家で泊まっていたのですが、夜中に濁流に襲われ、暗闇の中を水に浸かりながら避難した時の怖さ、消防団の人が救助に来てくれたときのことなど、昨日のように思い出してしまいます。
 

原発ゼロ 学習会
 「原発ゼロ・徳島連絡会」第二回総会と学習会でした。
 伊方原発をとめる弁護団弁護団長の薦田(こもだ)伸夫弁護士のお話を聞きました。
原発推進側は、「原子炉圧力容器の破壊の確立は、百万年に一回起こるかどうかわからない程度の確立」と主張していたけれども、1979年スリーマイル、1986年チェルノブイリ、2011年福島と、32年間に3回も発生。約10年に1回もの確立。(福島事故の数え方で5年に1回と数える文献もあるということ。)
 表に出さないけれども原発事故は多発していることなどなど。
 原発をなんとしても止めさせるためには、みんなで知恵を絞って行動していくことですね。



 6月22日(金)曇り

本会議 古田県議が質問しました
 古田美知代県議が会派を代表して次の5点を質問しました。
@男女共同参画課の再設置を求める。
A原発再稼動を認めないよう求める(大飯・伊方)
Bオスプレイ配備をさせないよう国に要求することを求める
C県立学校を福祉避難所として整備するように求める
D新町西再開発事業について

 知事は、なぜ「男女共同参画」の名を消してしまったのか、その理由を明らかにしませんでしたが、沖縄県の例をあげて、それぞれの県にとって一番大事な政策を男女共同参画と合わせて進めている旨の答弁がありました。
 沖縄県がなによりも「平和」行政を進めていることは誰の目にも明らかです。だから沖縄県の場合の課名は、
平和・男女共同参画課」。ちゃんと「男女共同参画」の名を掲げた課名です。すっきりわかりやすいです。

 徳島県が「人権」を最重要課題と位置づけているから、そこに入れたのだと言いたかったのでしょうか。
 ではなぜ、「男女共同参画」の名を取り払ってしまったのでしょう。
 名前を消してしまって、真意を理解してほしいといわれてもね。
 個人対個人ではツーカーで通じることはあっても、行政はそうはいきません。すべての人にわかりやすくなければ。

 そして、すべての部署で男女共同参画の理念での行政を進めるべきなのですから、課の設置は当然必要です。

 しかし、「人権だ、人権だ、あらゆる差別をなくすのだ!」と、一体何年言い続けてきたでしょう。

 代表質問には主に知事が答えるけれども、一般質問では、知事に答弁を求めているのに答えない。
 これこそ「差別ではないか。」と古田県議はきっぱりと指摘しました。

 「私たちの声をまっすぐ主張してくれて、かっこよかった!」そんな声が沢山聞こえてきました。

 原発問題、米軍機低空飛行問題、防災対策など、国民の命、安全にかかわる重要問題です。
今後も、会派で力を合わせて取り組んで行きたいと思います。

  
 6月21日(木)雨

また雨
台風、温帯低気圧と、雨続きです。地盤がゆるんでいる地域も出始めているとか。本当に何も被害がありませんようにと、祈るばかりです。

本会議はじまる
 今日は代表質問4名。明日は一般質問4名。
 古田美知代県議は明日午後1時45分からの予定です。私のトップページで時間を間違えて打ってしまっていました。すみません。先ほど訂正しました。
 

 6月20日(水)曇り

福島の子どもたちを徳島へ招こう
カンパのお願い

 「さよなら原発徳島実行委員会」では、夏休みに福島県郡山市の子どもたちを徳島に招いて、思いっきり外で遊ばせてあげたいと計画しています。その費用カンパの訴えで記者会見がありました。
 4月に福島県福島市の渡利地区へ行ったとき、家の中でも0.84もの放射線量に驚きました。子供たちは外で遊べなくて、お母さん達が、県や市に「遊び場(屋内)をつくってください。」と要望しているという話を聞いて、胸が痛みました。
 普通に、外で風をうけて、水や砂や土に触れて遊ぶことが出来ないなんて。
 今回は郡山市の子どもたちですが、少しの間でも、徳島の自然の中で過ごして、リフレッシュしてほしいです。
 より詳しい内容が「たかがい千代子さんのホームページ」に載っています。勝手にリンクさせていただきました。

   
   記者会見のようす。


TPP学習会
 夜は、「TPPと私たちのくらし」と題して、東京大学 大学院 農学国際専攻 教授の鈴木宣弘さんによる講演がありました。
「TPPの本質は、米国主導で、徹底的な規制緩和を断行し、市場に委ねれば、経済的利益は最大化されるという理論の徹底。ルール無き競争の結果、一部の人が巨額の富を得て、大多数が食糧も医療も十分に受けられないような生活に陥っても、全体の富が増えるなら効率なのだという理論」ということで、農業だけでなく、医療制度や雇用など、日本の国民を守る制度がすべて崩されようとしているのに、政府は国民に情報をひたかくしていることなど、わかりやすくお話いただきました。
 原発事故と事後の流れといい、TPPといい、消費税増税のたくらみといい、弱者を切捨て、1%の人の利益を優先する腐った政治をいつまでも続けさせるわけにはいきません。
「覚悟を新たにしましょう」という言葉が胸に響きました。



 6月19日(火)雨 台風

台風の被害はありませんでしたか。お見舞い申し上げます。

オスプレイ来させるな! 県に申し入れ
 日本共産党徳島県委員会と、県議団(古田、扶川、達田)、那賀町議団(大沢、新居)、藤元牟岐町議の連名で、「MV22オスプレイ配備と低空飛行訓練の撤回を、日米政府に強く要請するよう求める申し入れ」を県に行いました。
 申し入れ事項は、
@沖縄の普天間基地へのMV22オスプレイの配備計画の撤回を日米両政府に求めること。
AMV22オスプレイを山口県の岩国基地に搬入し、飛行訓練をおこなうという日米合意に反対し、山口県、岩国市と共同して日米両政府に白紙撤回を求めること。
B県民のいのちと財産をまもる責務にたって、MV22オスプレイによる低空飛行訓練に反対を表明すること。日米両政府にあらゆる米軍機による低空飛行訓練の中止を求めること。
     
 申し入れ書を渡す古田美知代県議       申し入れ書を読み上げる達田

 オスプレイだけでなく、低空飛行訓練はすべてやめていただきたいです。
これまでも、県南部でたびたび米軍機とみられる低空飛行があり、日本共産党県議団は、県や国にやめさせるよう求めてきました。県は、こうした申し入れを真摯に受け止め、飛行ルートになっている県と協力して、低空飛行訓練をやめさせる手立てを取って欲しいと要望しました。
 オスプレイが配備されてしまったら、徳島県上空だけは飛ばないで欲しいなどと思っても、土台無理な話です。配備をさせないようにしなければ。


 6月18日(月)曇り

6月議会開会
 知事の所信などのあとは会派での本会議質問の準備。資料集めなどでバタバタとしてしまいました。

 
 6月17日(日)曇り

県母親大会
 用事を済ませ、急いで母親大会の会場へ。午後の全体会に間に合いました。
福島県立医科大学講師の後藤宣代先生の「福島からの声ー21世紀を、生きるよろこび・働くよろこびへ」と題した記念講演がありました。
福島の現状を語るとき、涙が抑えきれなくなって、先生も参加者も涙、涙の場面もありました。
 原爆から原発への歴史などわかりやすくお話いただき、何が何でも原発再稼動へ突き進んでいる勢力への怒りがいっそう高まりました。

 フルートを奏でる経済学研究者。後藤宣代先生、いったいどれだけの才能が詰まっているのでしょう。と、そういう感動も。
 講演のあとのフルートのミニ演奏会。きれいな音色でした。平和を願う心から出ている音だから、沖縄の辺野古の海を思い浮かべながら、聞き入りました。
   写真は古田美知代県議のHPからいただきました。


 6月16日(土)曇り

議会準備
 午後、控え室へ行って、本会議質問の準備をしました。
 今回は古田美知代議員が質問します。男女共同参画に関する県の姿勢や米軍のオスプレイ飛行を許すのかという問題、伊方原発の再稼動を許さないという問題、防災対策など、重要課題がいっぱいです。
 会派で知恵を絞って(といっても私には絞ったら出る知恵がなく困っていますが。)県民の安全・安心、民主主義を守る県政を求めていきたいと思います。各々の所属委員会でもこの姿勢でがんばりたいと思っています。


 6月15日(金)曇り・小雨

防災対策特別委員会(事前)
 土砂災害から命を守る対策、津波浸水に関しては、町内会の枠を超えた防災対策・避難計画などを問いました。
 雨の多い時期、中山間地からは、土砂災害の心配の声が寄せられます。
安全な避難場所、いち早い情報伝達体制、日頃からの防災意識啓発など、課題が沢山あります。

 深層崩壊頻度推定マップをみると、徳島県、特に危ない状態ですね。中央構造線とフォッサマグナ上に深層崩壊が起きている頻度が高いことがよくわかります。



 
早朝畑で。朝か夕方、毎日ほんの一時間程度しか出来ませんが、孫が好きな黒枝豆やイモ類を作る準備です。

 6月13日(水)曇り

経済委員会(事前)
 労働委員会、商工、農林水産より、6月議会に提出予定の議案や報告がありました。

 節電、省エネに向けた県としての取り組みが、人の配置や自家発電機の導入企業への支援など具体的な事業として示されています。
 日本共産党は、本会議質問、今回は古田美知代県議が22日に行います。会派で力を合わせて、原発を動かさなくても電力は足りるという観点での取り組みを本腰で行えるように求めていきたいと思います。

 また、男女共同参画社会の実現に向けては、特に遅れている農村地域での女性の政策・方針決定の場への参画について、真剣に考えて行くことが出来る県行政を求めて行きます。
 それぞれの地域で、女性の力が十分に発揮できてこそ、地域経済の活性化にも大いに役立つと考えるからです。


 
 6月10日(日)晴れ

伊方原発の再稼動反対!
 「伊方原発をとめる会」主催で行われた「愛媛県庁包囲行動と街頭デモ」に参加してきました。
四国四県のほか、大分や広島からも参加者が集いました。福島県から避難している方は、マスコミは報道していないけれど、福島の人々に健康被害が出始めているというショッキングな報告をされました。
 原発なしでも電気は足りること、原発の安全を担保する手段がないこと、原発は『死の灰』を出し続けること、などなど、「伊方原発の再稼動を絶対にしないことを求める」集会決議を採択しました。
その後デモ行進。県庁前で抗議のシュプレヒコール。商店街デモ、道行く人々に訴えて歩きました。

   
  集会前、松山城をバックに。 笹岡衆院四国比例候補、古田衆院徳島1区候補。 谷内衆院徳島3区候補とともに。

  
 愛媛県庁               党派、団体の枠を超えて「脱原発」の思い一つに歩きました。


 
 6月9日(土)曇り

橘地区防災公園開園式典
 以前にも見学に行ったことがあるのですが、阿南市橘地区防災公園が完成し、今日は開園式でした。この記念すべき行事でテープカットのメンバーに入れていただき恐縮でした。
   
「崖地の崩壊対策と、土地利用計画を一体的に進めて、東南海・南海地震で発生が予想される津波に対して避難場所の創出を行」ったもので、事業主体は徳島県と阿南市。総事業費約5億4500万円。
面積が約3200uあり、公園の付近、概ね500m圏内の約1600人が収容できるということです。
備蓄倉庫、防災トイレ、東屋、ソーラー照明、カマドベンチなどが設置されています。
 緊急時は避難場所として、日常的には市民の憩いの場所となることでしょう。
 津波の想定浸水深は5m。公園は下段が10m、上段が15mです。

 昨年、3.11の東北での津波があまりに巨大でしたし、東北から遠く離れたこの橘湾や福井川にも津波が押し寄せ、床上・床下浸水や漁業被害も出ましたから、待ち望まれていた防災公園の完成です。

    
 地元幼稚園と保育園の子どもたちが玖珠球を割ってお祝い。 広い芝生広場。太陽光照明とカマドベンチ

 
 6月8日(金)小雨

脱原発の社会を目指そう
 関西広域連合の「声明」???でしたが、大飯原発再稼動決定へ、世論を導く働きをしているのでは?と、その存在意義そのものが???になってきました。電力不足に陥ったらどうするんだと、あらゆる方面から脅しをかけて、何が何でも再稼動させようと。まず大飯から、そして全国の原発へと突き進もうというのであろうと、多くの方々が不安を抱いていると思います。
 原発なしでも電力は足りているという、私にとって一番わかりやすかった資料をリンクしたいと思います。

 原子力を巡る基礎知識 その5 過剰な発電所と無力な原子力

なお、この資料は、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏が、2001年3月から2002年2月まで京都府歯科保健医協会の機関紙に連載したもので、その1からその12までありますので、検索してみてください。
その他、講演内容の動画も多く出ています。

 原発に頼らない四国をと、10日、愛媛県庁包囲行動です。


 
 6月5日(火)小雨

電力需給の勉強会
 議会が四国電力を招いて、電力の「今夏の需給見通しと諸対策について」の勉強会をしました。
伊方原発が止まっている状況で、坂出2号機の定検再繰り延べで35万kWなど「新たな追加対策で40万kWを追加して、夏の電力需要を乗り切るということです。予備率はわずかで不確定要素もあり、不測の事態による供給力不足の可能性があるということが強調された感があります。
 また、議員から原発と火電のコストの比較についての質問も出ました。
 福島での原発事故で、あれほどの被害が出て、多くの方々が故郷を失い、苦しんでいるというのに、安全とコストを天秤にかける議論が出てくることが不思議でした。
 それにしても、火力発電所というのは、電力需要の最も高い夏場に定期点検をやってきたのでしょうか。??
 日本共産党に与えられた時間は、質問・答えともに3分しかありませんでしたので、私にとっては???が沢山残った「勉強会」でした。

補正予算説明
 6月議会に提出される補正予算案の主な事業について説明がありました。
「安全・安心対策の推進」として災害対応など、また、「経済・雇用対策の推進」で、県企業局による太陽光発電所建設事業などが出ています。
行事や雑用に追われる日々ですが、議会モードに切り替えなければ。


6月3日(日)曇り

製茶体験に霧の森へ
 四国中央市新宮にある「霧の森」で、新茶まつりが開かれ、「手もみ茶体験」をさせてくれるというので、行ってきました。
大勢の人で賑わい、いろんなイベントも行われていました。有名な「霧の森大福」は、昼には売り切れてしまっていましたが、脇製茶場の職人さんたちが「手もみ茶」の実演をしてくれていて、参加者も体験させてくれました。
 名人の手さばきはまるで魔法のようです。とても、1、2回で習得出来るものではありません。しかし、今後の我が家の「素人茶」づくりに参考になる情報が満載で、貴重な体験をさせていただきました。
      
 高知道新宮インターを下りてすぐ。 「どうなる会場」の文字に、「一体どうなるというの?」と思いましたが、かわいらしいお茶娘さんが迎えてくれました。「どうなる」は地名だそうです(^^)


 朝揉み始めて仕上がりは夕方だそうです。深い香りと味は7、8時間もの手技が作っていくのですね。新芽を摘んで蒸して冷凍しておけば一年中手もみが出来るということでした。なるほど。

 緑とおいしい空気、きれいな水、自然がいっぱいのところでした。
    
   
 歴史も古く、796年に太政官道が開かれ土佐へ繋がっているということでした。930年には、紀貫之が土佐守に任ぜられ赴任のためにここを通ったと伝えられているそうです。行きは日記を書かなかったのかしら。どうして帰りは海路だったのかしら?など、歴史も文学も無知なのに、いにしえへの思いをめぐらせても、答えは出るはずもありません。(−−)
 江戸時代、土佐藩の殿様の宿であった馬立本陣もすぐそばにありました・

 よーし、来年は、少し進歩したお茶をつくるぞ!


 6月1日(金)曇り

阿南市消費者協会定期総会
 総会にお招きいただき、あいさつをさせていただきました。
消費生活の安全・安心を守るために、会員のみなさんは、学び、行動する、地道な活動を続けておられます。
悪徳商法の根絶、食品の安全性確保、省エネ・エコ生活のすすめなど、最近は食品などの放射線量の心配も高くなっているので、消費者協会の活動の分野は広がるばかりです。
 皆様ご健勝で、今後ますますご活躍いただけますように。阿南市消費者協会の益々のご発展をお祈りしています。


 5月31日(木)曇り

経済委員会県南視察

椿泊漁業協同組合

 正組合員180人。延縄漁業や小型底曳きき網漁業などをおこなっているそうです。特に、刺し網漁業でのイセエビや、素もぐりのアワビ、サザエ、ウニ、天然わかめなど、あこがれの食材の宝庫です。が、高級魚が多く、ほとんど京阪神へ送られるということで、地元にいてもなかなか口に出来ません。兼業がなく、漁業専業がほとんどということでした。
  
               ものすごく大きな太刀魚でした。
 
 組合長さんから説明を受けました。

     
 わかめの荷揚げ機と整備されたトロ箱保管庫


日亜化学工業道の駅「ひなの里かつうら」・JA東とくしまの「よってね市」も見学させていただきました。
残念なことにデジカメの電池切れとなってしまい、写真を写すことが出来ませんでした。(−−)


 
 5月30日(水)曇り

草ぼうぼう国道中央分離帯
 「国道の真ん中が草ぼうぼうで、見苦しい。草が生えたらゴミもいっぱい捨てられる。」「阿波踊りの時期までにきれいにしないと、徳島県民として恥ずかしい。」などのご意見が寄せられました。古田県議とともに、国土交通省へ、きれいにしてくださいと要望してきました。
 国道事務所では予算を削られて大変なんだそうですが、現場を見てきますということでした。

 最近、徳島市へはバスを利用することが多かったので、私も気がつきませんでした。言われてみて車で通ってみましたら、阿南から徳島市まで、中央分離帯は本当に草ぼうぼうでした。
     


   
 5月29日(火)曇り

総務委員会県南視察
 地元議員として参加させていただきました。

牟岐警察署
 県南の美波、牟岐、海陽の3町を管轄している牟岐警察署で、職務内容等をお聞きしました。
南海・東南海地震による津波被害が大きいと予測されています。参加委員から、交通事故対策などのほか、災害対策への要望も多く出されました。私も、日頃から地域に密着している駐在所の耐震化や、国道55号線など歩行者の安全対策をと要望しました。
      
   耐震工事がされている牟岐警察署。 入り口に昭和南海地震による被害の様子がパネル展示されていました。

南部総合県民局(美波)
 総務委員会に関する、企画振興部、保健福祉環境部のうち環境、出納室から、それぞれ業務内容について説明がありました。
人口は県全体の14%に対して面積は約36%と広く、高齢化も進んでいる地域ですが、地域住民との協働による振興対策など、様々な工夫がされている様子が伺えました。私も、「限界集落対策」の「買い物弱者への対応」などについて伺いました。
    
 ↑説明の一部          1階に中山間地の風景写真が展示されていました。県内の里山の美をゆっくり見てみたかったです。

サイファー・テック
 美波町に拠を構えたIT企業のサイファー・テックさん。東京の社長さんは美波町のご出身ということでした。新しい発想による人材確保など、参考になるお話が伺えました。
 会社情報はこちら、フェイスブックはこちらをご覧になっていただくのがいいかとおもいます。
      
   画面は東京の吉田社長さん。 社の田んぼが職場の前に。 「前はう〜み♪、さ〜よ〜 うし〜ろは〜やま〜」の、本当にいい所です。
 益々のご発展をお祈りしています。

 5月21日(月)曇り

皆既日食
 日食観察のため、学校は登校時間をずらしてくれていましたので、孫達と観察することが出来ました。
曇りで、見えるか心配でしたが、かえって薄雲が日食レンズの役目をしてくれて、肉眼でもみることが出来ました。

家族みんなで空を見上げることはめったにありませ。今日は、日本中が、宇宙に思いを馳せた一日でしたね。
こういう皆既日食は、次は年々後なん?など、時間というものも思いました。……@@@@……
 私のデジカメでも、それなりに写るもんですね。
  

 水面に映して観たら首が楽でした。^^
 


 5月20日(日)曇り

阿南市婦人会総会
 婦人会総会にお招きいただきました。地域のお世話役として、皆さん日頃がんばっておられます。
昨年は、東日本震災への支援など大変活躍されてきました。家族や地域の健康づくり、福祉向上にと、婦人会の活躍の場と範囲は、ますます広がり、期待されています。今後も益々、お元気で活躍されますようにと、連帯の気持ちで参加させていただきました。

那賀川町商工会定期大会
 午後は、那賀川町商工会にお招きいただきました。
今、地域の商店がなくなり、山間地でない町でも高齢者など「買い物難民」が増え、深刻な事態になっています。近所で歩いていって、日用品を買うことができる、あたりまえの暮らしが出来なくなっている現状です。
地域の商店を守らなければ、地域の人々のくらし・福祉が守れません。大企業、大型商店の儲けのお手伝いにばかり目を向け、中小零細業者や庶民のくらしに犠牲を強いてきた政治の弊害です。
 このうえ、消費税の増税など、とんでもないと思います。そういうことを、会員の方々と懇談したり、勉強させていただきました。


 5月16日(水)晴れ

経済委員会視察(県西部)

半田そうめん工場 株ェ千代
 国内産小麦100%にこだわったコシのある半田そうめんです。半田そうめんといえば徳島の伝統食ですが、八千代さんは、なんと建設業者。公共工事などの激減から、地元雇用・経済を守りたいと、新たにそうめん作りに挑戦されたとか。しかし、麺に対するこだわりはすごいと思いました。何もつけなくても、めんそのものが美味しいそうめんでした。
   
株ェ千代 美馬郡つるぎ町半田字上蓮137-1           本物の「清流の郷」に工場がありました。
 http://www.tenobemen.jp/


美馬市シカ肉等処理加工施設
 山間地では鳥獣害が深刻ですが、中でもシカ被害が年々ひどくなっているということです。捕獲計画に基づいて獲ったシカを食肉として利用できるように処理する施設を見学。しかし、食品安全上、駆除したシカのうち、処理施設に1時間程度で運べるものだけ、また、ロースなど利用部位が限られていて一頭あたり約5sしか利用出来ないるということでした。貴重なシカ肉の試食もさせていただきました。淡白で脂肪分がなくヘルシーだと思います。しかと噛み締めて味わってきました。捕獲の強化と併せた需要拡大が課題だと思いました。
   
 ここからの帰り道、バスの前をシカが4、5頭悠々と道路を横切って行きました。シカ被害の深刻さを実感した一幕でした。
美馬市シカ肉等処理加工施設  美馬市木屋平字川井199


メテック北村鞄ソ島工場
 電子部品関連製品のめっき加工を行っている工場です。様々な形状のサンプルを見せていただきました。
フープめっきという長く連なった製品を作っているということで、工場もずいぶん長い建物でした。
また、外部に排水を一切流さない処理システムを採用しているということで、その仕組みについても説明をいただきました。
    
メテック北村鞄ソ島工場  阿波市阿波町西長峰2-10




 5月15日(火)曇り

高知県へ
 14日は、四国四県の日本共産党県議団会議でした。共通課題などを勉強。

防災対策など視察
 15日は、高知県庁、高知市役所を訪れ、地震・津波対策と、生活保護世帯子弟への教育支援について伺いました。
黒潮町では最大34.4mの津波高など、高知県の沿岸部では巨大津波の予測が出されています。新しい想定を踏まえた津波対策などについて伺いました。徳島県でも同様に、津波・浸水被害対策が急がれますが、色々と参考になることが多かったです。

        ←五台山展望台から高知市内を見る。
 高台が無い地区では、避難ビルの指定など避難場所の確保が急がれます。

 ↓ほぼ全域が浸水するという高知市内と浦戸湾の付近
 

 ↓種崎地区津波避難センターを見学しました。4階建て、避難スペースは800人避難することが出来るそうです。
壁面に海抜表示。避難スロープにはやなせたかしさんが描いたキャラクターの誘導表示がありました。
   

       

    ←電柱にも海抜表示。子どもたちにもよくわかりますね。

      

  地震・津波とは何の関連もないですが、孫へのおみやげは、アンパンマンと仲間たちにしました。
                



 5月8日(火)晴れ

経済委員会視察(県中央部)
 農、林、商、工、文字通りの施設を見学させていただきました。

農林水産総合技術支援センター
 「もうかる農林水産物」を実現する技術、ということで、「とくしまブランド」の育成技術や、食の安全・安心の生産技術、また、優良種苗の研究開発など、様々な取り組みについて説明がありました。
    
    
放射性物質検査や農薬残留分析の施設も見せてもらいました。
     ←実習用園芸ハウス
 建設中の本館(農業大学校とも)着々と工事が進んでいました。私も、若ければ、ここで農業を学びたいです。

木材利用創造センター
 その名のとおり、清清しい木の香漂う施設で説明を受けました。
    
県産材の生産、消費の倍増をめざして、様々な研究、実験、商品開発を行っているということでした。
     
重量をかけての強度試験             曲げ、引っ張り試験。耐震シェルター、耐震家屋の普及が期待されます。

   
不燃材の試験 左が不燃処理板。なかなか燃えません。


徳島経済産業会館(KIZUNAプラザ)
 4月11日竣工の真新しい会館です。鉄骨6階建てで、徳島商工会議所、商工会連合会、ジェトロ徳島貿易情報センターなどが仕事をしています。1階には末広郵便局もあり、また、津波、震災時に逃げ場の少ない地域で、避難場所としても利用できるということでした。
屋上にはソーラーパネルや、緑化スペースもありました。
   


県立工業技術センター
 県の産業振興の拠点として、工業技術支援本部のもとに、工業技術センター、軽量検定所があり、主に工業技術センターの支援分野や内容の説明を受けました。LED応用製品の配光測定装置や、全光束測定装置を見せてもらいました。
特に、全光束測定装置は直径3メートルで、国内最大のものだということです。
     

  ↓下記写真は徳島県HPより
           
    全光束測定装置                      配光測定装置





 5月7日(月)はれのち小雨

我が家の空間線量
 連休に、大勢の若者達が東北の被災地へボランティアに行っていたという話を聞き、とても頼もしく思いました。
直接、被災者からお話を聞いて、報道されない部分が沢山あることを知り、、支援を続けていかなければと感じた人も多いようです。

 それにしても、放射線量の高い地域で日々の生活を送っている方々のことを思わずにはいられません。
また暑い夏がきますが、外で遊べない子どもたち、洗濯物を外に干せない、地元で作物を作れない……原発事故はあたりまえのことを奪ってしまいました。こうなった以上、原発はやめる。どんなことをしてでも補償をと考えるのがあたりまえの政府だと思いますが。
 どうすれば原発を再稼動できるかという方向に進むのは@@@ 
       

 我が家の室内での空間線量は、0.05μシーベルトです。2、3日続けて計りましたが、変わりありません。
 室内で、0.83〜1.3μシーベルトもあった福島市渡利地区の線量がいかに高いか、改めて認識しています。

 
 5月6日(日)曇りのち晴れ

太鼓まつり(あすたむらんど)
 今年も、春のあすたむ祭りで、県内の子ども太鼓チームが揃うイベントがありました。
あなん子ども太鼓も参加させていただきました。他のチームはとても良く練習されていて、動きも力強く、大変参考になります。
こどもたちは緑の風の中で、すごくがんばって演奏できました。
また、今回は、鴨島鳳翔太鼓さんのりっぱな太鼓をお借りすることができ、力いっぱい良い音を出せました。ありがとうございました。
      (プライバシー保護のため、画像を小さくあるいは処理しています。)


全原発停止
 昨日、ただひとつ動いていた北海道の原発1基が停止し、日本中の原発が停止状態になりました。
こどもの日に何よりのプレゼントでした。

 でも、動かしたい人たちは、もぞもぞと。時代劇の「わるもん」の企みのようにも思えてしまいます。が、日本には、やはり「えらもん」も多いわけです。次々と企んでも、ひとつひとつ暴かれることでしょう。
子ども達に、危ない未来を引き継がせてはならないと思います。じいちゃんばあちゃん、おとうさんおかあさん、みんなでがんばらなければね。


 5月3日(木)くもり

憲法記念日 
とくしま9条の会

 9条の会の講演会がありました。
  
郷土史家、エッセイストの湯浅良行氏が、自ら海軍少年兵に志願した体験をもとに、軍隊の実態を話されました。わずか14歳でつらく厳しい体験をされたことから、二度と戦争をおこさせてはならないという強い思いが伝わってきました。
 ファシズムは、最初は笑顔で忍び寄ってくること、気がつけば取り返しのつかない時代に入ってしまうことなど、今の時点でも思い当たることがいっぱいです。
 平和を脅かされる事態を敏感に感じ取ることが必要ですね。9条の会のメッセージを広く大きくがとても大切になっていると思いました。

加茂谷鯉まつり
 午前中、恒例の加茂谷鯉まつりに参加してきました。
 昨日の雨で開催が心配されていましたが、くもりからだんだんと好天に。加茂谷地区の方々やボランティアの皆さんのご努力で、楽しいイベントとなっています。何より、大空と緑と那賀川の恵みに包まれた加茂谷地区の自然が大ステージとなっていて、気分も鯉のぼりのように晴れ晴れとします。
    しかし、今日はカメラを忘れ、携帯での撮影となってしまい残念。


平和あってこそ
 午後、上記の9条の会に参加するために、新町川沿いに歩いているとと、ちょうど「マチ・アソビ」というイベントが開かれていて、川沿いは若い人であふれていました。アニメの主人公の衣装をつけた若者も沢山。ふだんの自分とは全く違う自分で過ごせる時間を楽しんでいるのでしょう。
 
 鯉まつりも、コスプレも、平和な世の中であってこそです。
まっすぐな心の少年たちが、軍隊に志願しようなんて思わせられる時代に逆戻りさせてはならないと思います。


 5月1日(火)晴れ
 


メーデー
  徳島鷲の門広場で開かれたメーデー集会に参加しました。
       

 集会後は、「被災者の生活再建を」「原発をなくせ」「貧困と格差のない社会を」「消費税増税反対」『日米安保条約は廃棄せよ」などなど、シュプレヒコール高らかに、徳島市の繁華街を行進しました。
 働く者の団結で、平和とくらしを守る日本をめざそうと、「たたかうメーデー」の姿勢を貫いているこの集会の値打ちが、今、光っていると思います。
 


お茶つくり
 昨日はお茶を作りました。
 例年は4月23〜25日くらいにするのですが、悪天候や行事のため、遅くなってしまい茶の新芽がすっかり伸びてしまっていました。しかし、販売するわけではなく、自家消費の分だけなので細かくこだわることもありません。本当はこだわりたいのですが。

 山に自然生えしている茶の新芽を摘んで、手もみで作ります。全く農薬の心配も無く、安心して飲むことができます。
 今、我が家は、山と海の海草にも似た、新茶の香りに包まれています。
     

     
                                                       柔らかな三つ葉も沢山。


   ところで、←これは、手もみではありませんが、市販のちょっと上等なお茶。ただ漠然とした「海の香」ではなく、はっきりと「青海苔」の香りがします。もちろん味も深い。

 昔、木沢で義父が手もみしていましたが、まるで、「神の手」かと思えるほど、揉み込めば揉み込むほど茶葉は針のようにすっと形成されていて、粉はほとんど出ていませんでした。
 私の場合は揉めば揉むほど粉々になってしまうので、早々に切り上げます。形も色も味わいも全くだめです。
が、年に一度ちょこっとの作業なので、本当のお茶は出来ないと自覚しています。
が、機会があればお茶修行もしてみたい。